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スレッド: 病気になったから、踏み出せた事

40代 / 抜毛症

病気になったから、踏み出せた事

私は40代後半の主婦です。
かれこれ40年近く抜毛症です。

耳の後ろや頭頂部など、所々髪の毛が
無い、薄い状態です。
40歳を過ぎると、毛根が痛んでいるせいで
抜毛した所は白髪になって生えてきました。

今、黒と白のマダラになっています。
美容室で毎回染めてもらっていましたが
美容師さんもカラーと白髪染めをブロッキング
するのに大変そうでした。

去年の健康診断で子宮と卵巣に腫瘍がみつかり
摘出する手術を受けました。

入院中は、抗がん剤治療で
髪の毛を失った方と同じ部屋でした。

私は抜毛症なので自分で抜いているのに
薬の作用で抜けてしまう方に
申し訳ないとずっと思っていました。

私自身は腫瘍が
まだどちらか分からない状況です。

しかし、退院してしばらく自宅療養する事になり
自分でバリカンで3mmに髪の毛を刈りました。

病気になったから踏み出せたのですが
ヘッドスカーフやウィッグは一応
ネットで購入しました。

今後、周囲からどういう反応があるか
不安もありますが
私自身は、ずっと丸刈りにしたいと思っていたので
後悔はしていません。

体も心も少しずつ良くなっていければ
いいなと思っています。

土屋さんはじめ、抜毛症、脱毛症で
活動されている方に勇気をいただきました。

最後まで読んでいただき
ありがとうございます!

2件のフィードバック

  1. いついつまでもさん
    お気持ちを聞かせてくださりありがとうございます。手術も乗り越えられたのですね。
    脱毛さんや副作用の方が髪をなくしていく一方で、ある髪を抜いてしまう抜毛症の自分に複雑なお気持ちになりますよね。

    私がASPJ設立当時から大事にしているのは「俯瞰してみる事」なのです。
    お互いの当事者にはなれないけれど、痛みを想像し寄り添えることが出来る。そのように思いをはせることが出来る事でほんの少しでも、ご自身の事も客観視できるようになるきっかけなったらと思うのです・・・・。

    いついつまでもさんのご経験すべてが必ず誰かの勇気になっていくと思います。

    ASPJ土屋

  2. 土屋さん、コメントありがとうございます!

    私は土屋さんを見て、本当に勇気をいただいたのです。
    ASPJという団体を立ち上げてくださり、沢山の方が同じように前向きになったと思います。
    俯瞰して見るようになると、原因は違ってもお互いを思うことができるようになる
    私もそうありたいと思います!

    今まで抜毛症で、美容室を探すのに本当に大変でした。部分的に髪の毛が無かったので、男性の若い美容師さんに
    『あれ?ここの髪の毛無くなっちゃってますよー笑』
    って言われた時は、引きつった顔で笑うしかありませんでした。

    そういった悲しい思いをしないように、美容学校で
    講演なさったのはすごく良いと思いました。

    全国で美容室難民になっている脱毛症、抜毛症の方に対応してくれる美容室を紹介していくのも良いのでは?と思います。

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